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豊ノ島関が慰問・グループホームで交流

2014.5.12(八潮市)
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 八潮市八條のグループホーム「ぽっかぽか」(瀬戸知英子施設長)に2日、時津風部屋力士・豊ノ島大樹さん(30)が慰問に訪れた。豊ノ島さんと付き人の力斗さん(20)は同施設を利用する高齢者約90人の歓迎を受け、終始にこやかに質問に答えたり、一緒にお汁粉を食べたりし、ふれあいの時を過ごした。
 「稽古の辛さを乗り越えるには」との質問に「自分が強くなるよう我慢した結果が今。やらされている思いよりは自分でという気持ちで」、「力士になってよかったこと」との質問には「力士になることが小さい頃からの夢だった。結果がでなかったとしても力士になったことがよかった」などひとつひとつの質問に丁寧に答えていた。
参加者からは「(豊ノ島の訪問を)毎日夢のように待っていた」、「病気になるまでは毎年国技館に行っていた。今は行かれないので前の晩は嬉しくて眠れなかった」などの声が寄せられた。瀬戸施設長は「みんな相撲が大好きでテレビの前で見ている。夜には今日のことを忘れてしまう方も、この場は楽しんでもらいたい」と見守っていた。
 今回の訪問は、同部屋の出向き稽古を通じて知りあった大橋廉君(13)から母・美和さん(42)が働く施設に、両国に行きたくても行けないたくさんの人がいるという話を聞いた豊ノ島さんの「一緒に楽しい時間を過ごして楽しい気持ちで笑顔になって元気になってくれたら」という思いから訪問に至った。美和さんは豊ノ島さんに対して「変わらずに強く優しい力士でいてほしい。相撲を頑張っていただいて一緒に国技を広めましょう」と感謝の気持ちでいっぱいだった。

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