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大原中生徒が市長を表敬訪問・いじめ撲滅宣言サミット出席で

2014.4.7(八潮市)
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 八潮市立大原中学校(三宅隆志校長、生徒721人)の生徒会役員は、3月27日、八潮市の大山忍市長を表敬訪問した。これは、同校が昨年9月24、25日に国立オリンピック記念青少年総合センターで開かれた「全国生徒会サミット〜いじめ撲滅宣言〜」に参加したのと、サミット参加校の中から選出された5校によって1月28日に行われた実践報告会に参加したことを報告したもの。
 実践報告会には当時生徒会長だった大崎泰樹君(現高1)(15)が出席し、いじめ撲滅のために生徒会が取り組んできたことを発表した。同サミットと実践報告会への参加と取り組みを、大崎君と織原希さん(2年)(13)、生徒会担当の斉籐奈緒教諭が大山市長に報告した。
 大崎君は「実践報告会では“これは中学生(自身)の問題だ”という言葉が印象に残った。この取り組みを次の代につなげ発展させ八潮から全国へ、いじめをなくしていけたらと思う」と強く語った。次代を引き継ぐ本部役員の織原さんは「大人ではなく私たち子どもが自分たちの手で解決していくことが大切なんだと思った。周りの状況を把握し小さなことから始めていく」とそのバトンを受けた。
 同校はサミットをきっかけに、いじめの実態調査、あいさつ運動、ボランティア活動、美化活動、言葉を大切に使うなどいじめ撲滅に向けて生徒全体が動き出した。今後は小中高のつながりの強化、市内中学校生徒会の情報交換会などを視野に活動を広げていくという。三宅校長は「信じてやれば人は動く。続けていけばいじめが無くなるんだと思えたことがよかった」と前を見つめる生徒たちを見守っていた。
 大山市長は「子どもたちが明るく笑顔で過ごせる学校づくりをこの地域から発信していこうという強い思いを感じた。大人は大人の責任として地域・PTAの力でサポートしていきながらしっかりと取り組んでいかなければならない」と話していた。同校では、校内と心の環境整備を考え、校内美化やあいさつ運動などに取り組んできた。代が変わる今年度もいじめ撲滅を目指していくという。八潮市でも、今年度に中に地域・保護者の責務など八潮ならではの「いじめの防止条例」を策定する予定だという。

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