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「糸車」など体験・昔の道具とくらし展開催

2014.3.10(八潮市)
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 八潮市立資料館で2月から3月にかけて市内小学3年生を対象に「昔の道具とくらし」体験が行われた。2月26日は松之木小学校(児童499人)の3年2組40人が明治9年建築の古民家(旧藤波家住宅)で、野良着の試着やカマドに薪をくべたり、農機具や糸車を動かしたり、雨戸を閉めた部屋で和ろうそくと行灯の明るさを体験した。
 藤波桃舞(もま)さん(9)は「昔はいろいろ工夫して暮らしていたと思った。糸車体験では綿から糸を作ることができてうれしかった」、本間涼也君(9)は「昔の道具を使うのは、今は楽しいけど毎日やるのは大変だと思った。特に足踏み脱穀機が大変だった」という。担任の荒籾まどか教諭は「昔の暮らしの様子を知って、今の暮らしのありがたさ、昔の良いところを気づいてもらえたと思う。それが日本の文化や伝統を継ぐことにもなる」と話していた。
 小学3年生の社会科の単元に「昔の道具とくらしのようす」がある。机上の学習だけではなく、実際に体験うることで歴史や文化を肌で感じてもらおうという市施設と学校の“コラボレーション授業”だ。資料館の高山治係長は「今の生活に慣れた子どもたちが、道具を実際に動かし、電気、水道、ガスがない生活を体験することで高い学習効果があがっていると思う」と話していた。

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