x 東武よみうりウェブ版 とーよみnet
ニュース

自ら学び考えて・岩渕さん母校で語る

2013.12.23(八潮市)
ニュース写真
 コスチュームを身にまといテーマ曲「HOUSE OF LOVE」にのって颯爽と登場。壇上で後楽園ホールさながらにシャドーボクシングを行い拍手があがる。八潮市立潮止中学校(瀧田優校長、生徒数203人)で11日、ふれあい講演会が行われ、同中学校出身で第36代日本スーパーライト級チャンピオン・岩渕真也選手が講演を行った。
 「小さい頃の出会いは一生のものになるかもしれない」と岩渕選手。自身がそうだった。初めてボクシングのタイトルマッチをテレビで観て、K−1選手を目指した。体を鍛えるため陸上部に入部。もともと右利きだが食事の時とボクシングの時は左手で行う。「小さな努力の積み重ねも大事」と話す。地味なトレーニングを毎日コツコツとこなし厳しい減量にも耐えるのは「1対1の真剣勝負。勝ったときの喜びは他では味わえない」からだという。
 花咲徳栄高校入学後、初めの目標は「1勝すること」だった。目標を達成すれば、またさらに高い目標に変わる。「今の目標は東洋太平洋チャンピオンになること。最終目標は世界チャンピオンになること」だと話す。
まさに、同中学校の教育目標「自ら学び考え進んで実行」を地でいく岩渕選手は「目標は頑張れば達成できる。もし今、好きなことややりたいことがあったら、とことんやりぬいてほしい」と後輩にエールを送った。
 講演を聞いた、小島元基君(3年)は「部活も引退した今、夢が全くないけど、自分の夢はあせらず決めるものではないと思った。目の前にある高校合格の目標を頑張りたいと思った」と感銘を受けたようだ。岩渕選手が中学生当時、担任で陸上部顧問だった石川真志教諭は「黙々と一人で練習する根性のある生徒だった。昔からの夢だった格闘技で世界レベルを目指して頑張ってもらいたい」と自らの足で巣立った教え子を見守っていた。

>戻る