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産科病院の誘致に全力・八潮市長に大山氏初当選

2013.9.16(八潮市)
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 新人同士の一騎打ちとなった、任期満了に伴う八潮市長選は8日、投開票が行われ、前県議の大山忍氏(56)=無所属=が、前市議会副議長の大久保龍雄氏(60)=無所属、自民推薦=を破り初当選を果たした。投票率は前回(58・98%)を下回る46・03%だった。当日有権者数は6万6128人。任期満了に伴う市議選(定数21)、大山氏の市長選出馬により欠員となった県議補選(東第10区・定数1)も同時に実施され、それぞれ新しい顔ぶれが決まった(2面参照)。

 大山氏は4期13年の県議時代に培った経験や人脈を生かし、「多田市政の基本的継承と時代の変化に合わせた政策をすすめていく」と訴え、地元産業の育成、15歳までの医療費無料化、防犯・防災・治水など便利で快適なまちづくりなどの公約を掲げて選挙戦を展開した。昨年7月に自民を離党したものの県議時代の固い組織票に加え、商工業、農業、スポーツ団体など幅広い支持を得た。大久保氏は、「市財政の若い世代へのシフト化を」と訴え、昨年8月に民主党を離党し今年3月に自民党に入党、自民推薦を受けて自公連立政権の太いパイプを強調しながら、スピード感のある行政、警察署、産科の誘致、小中一貫教育施設一体校の建設、など公約に掲げ浸透を図ったが、及ばなかった。
 当確の報に大山氏の選挙事務所には、越谷、草加、三郷、吉川、松伏の5市町の首長らも駆けつけ、がっちり握手を交わした。後援者らを前に、万歳三唱し当選を喜び合った。
 大山氏は「市内外から多くのご支援をいただいた賜物と感謝。八潮市を共生と協働をキーワードに、絆を大切にした、安心安全で活力のある、住みやすさナンバーワンのまちをつくっていきたい」と抱負を述べた。公約の中で、子育て政策として「就学前の子どもたちとの幼保連携、専門分野に特化した「子ども大学」の創設、地域で元気に赤ちゃんを産んでもらうため、個人病院も含め現在市内にゼロの産科病院の誘致を実現したい」という。産業育成については「地元で開発された商品・製品は市が積極的にPRにつとめ販路拡大などの支援をしたい」という。任期はきょう16日からだが、初登庁は明日からとなる。

 大山 忍氏(おおやま・しのぶ)56無新@ 不動産管理業。農業。市体育協会会長▽元県議、衆議院議員秘書。工作機械メーカー社員▽成蹊大学工学部卒▽八潮市八潮6の9の1。
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