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町名「垳」を残して・住民が要望書を提出

2013. 5.27(八潮市)
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 八潮市の町名「垳」を残そうと、市民でつくる「八潮市地名保存協議会」(島根秀行会長)は15日、八潮市郷土研究会・遠藤忠会長とともに町名存続を求め署名捺印した要望書を同市の多田重美市長と森伸一市議会議長に提出した。
 要望書には@歴史的地名は文化遺産であるA地名が分断されることは地域住民の結びつきや伝統文化・民族芸能の存在と伝承の衰退が懸念される||。などが盛り込まれた。秋山憲禮・若柳町会長は「1丁目2丁目というものは何の意味もない。絆である昔の地名の大切さを認識してほしい」と話す。
 八潮市南部地区の区画整理事業に伴い、策定委員会によって昨年、町名変更の決議がなされたことから、歴史的な国字を使用した「垳」町名を残そうと、市民による“「垳」を守る会”が発足され、これまで多岐にわたる活動を行ってきた。
 これに対し市は町名変更決議の経緯などを区画整理地区の8町会=垳・大瀬・木曽根・伊勢野・下二丁目・南川崎・新田・若柳=に説明を行ってきたが、11町会長と1自治会長は地名の継承の思いを新たに団結、同協議会を発足した。
 一昨年7月、市民、市議会、行政が協働し自治実現を目指した自治基本条例を施行した八潮市。9月の市長・市議会選挙を控え、どう動くのか。島根会長は「今後は行政側の対応を見届ける必要があり、必要に応じた行動をとっていかなければ」と話していた。

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