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八潮を「花桃」のまちに・首都圏桃源郷構想を策定

2013.4.16(八潮市)
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 八潮市はこのほど「花桃」をシンボルとしたまちおこしプロジェクト「八潮市首都圏桃源郷づくり構想〜花桃のまちやしおをめざして〜」を策定した。昨年5月に決定した基本方針をもとに、市民アンケートなどを踏まえまとめた。この構想をもとに官民一体となって、各種事業を進めていく。
 この構想のきっかけとなったのは、以前は家電製品などの不法投棄場所となっていた同市木曽根の中川河川敷が整備され、「中川やしおフラワーパーク」(1997年3月開園)に生まれ変わったこと。「ごみを拾うだけでなく、ごみが捨てられないように花畑にしよう」と、八潮市商工会や八潮ロータリークラブが提唱し、花桃はこのフラワーパークのシンボルとして植樹された。全国的な名所が多い桜と比べ、まだ名所が少ない「花桃」に着目し「花桃のまち」づくりが始まった。現在、フラワーパークの約150本はじめ、街路樹、公園、市役所前庭などに合計342本の花桃が植えられている。
 構想では、「花桃を活かしたまちづくり」の効果として、豊かな心の醸成、観光イメージの確立、計画的な植栽による景観の向上、コミュニティの活性化、花桃スポットをめぐるウォーキングによる健康づくり、をあげている。今後の実施をめざす施策として、第1に街路、公園、学校、保育所などに今後約820本を植栽していくほか、市民などへの苗木配布、八潮独自の品種開発をあげた。第2に、花桃キャラクターの作成や花桃グッズ、B級グルメの開発、市の特産品・推奨品との連携した花桃デザインの包装紙の作成や手提げ袋、ポストカードなどの作成。第3に花桃スポーツと花桃の苗木の育成、八潮独自の品種開発などを盛り込んだ。第4に、一般社団法人八潮市観光協会との連携による花桃専門家の育成、花桃専門家や先進自治体との連携、花桃育成講座の開催、花桃なんでも相談の開設、花桃基金の検討などを盛り込んだ。
 市商工観光課では「今後は、観光協会と連携し、優先順位を決めて全庁挙げて早期実現に向け取り組んでいきたい。市民、企業などにも協力を呼びかけ、市ぐるみでの花桃のまちをめざしたい」という。今年度は街路樹などの植栽や公募デザインによる花桃キャラクター作成、花桃プレートの設置などを予定している。

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