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創作人形を市に寄贈・田村さん、「舞子」など20体

2012.11.26(八潮市)
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 八潮市在住の人形作家・田村ヤス子さん(82)が7月、同市に自作の創作人形を寄贈した。市立資料館に常時入れ替え展示しているほか、文化祭などに展示され場に華を添えている。
 寄贈されたのは20000年から2008年までの国民文化祭に出品された作品ほか20体。高さ50aから70aほどで粘土で手足を作成、絹糸で髪を結い、衣装、小物まですべて手作り。もともと日本舞踊「花柳流」の師範でもあった田村さんの人形は、水芸をする「滝の白糸」、ぽっくりを履いた「舞子」、桶と手ぬぐいを持った「夕顔化粧」など、踊りの振りを模したものが多いという。
 昨年の東日本大震災を受け、人形を家に置いておくのが心配であるという理由から、半分以上を市に寄贈することにした。「人形はかけがえのない伴侶のようなもの」という田村さん。自宅や資料館で押し絵や衣装人形教室を主宰し、自らの創作意欲もまだまだ尽きないが「機会があれば、多くの方に飾ってある人形を見ていただきたい」と話している。

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