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事故の恐さ学ぶ・八潮中でスケアード、ストレート教育

2012.11.5(八潮市)
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 八潮市立八潮中学校(勝呂真人校長、生徒566人)で22日、「スケアード・ストレート教育技法による自転車交通安全教室」が行われた。「スケアード」とは恐怖、「ストレート」とは直視すること。スタントマンによる交通事故再現を見て恐ろしさを体感することで、交通安全の意識を高めることを目的としている。
 時速40`走行での衝突の衝撃、見通しの悪い交差点での事故、横断歩道で止まった車を追い越した自転車と歩行者との接触事故、2人乗りや傘差し運転などの違反が積み重なって起こる事故などがスタントマンによって再現された。目の前で次々と起こる大事故に生徒は目をまるくし見入っていた。
 スタントを行った(株)ワーサルは「自転車は車と同じ仲間。自分自身だけでなく、相手に怪我をさせ死なせてしまう恐ろしい乗り物だと自覚を持ってください。一人一人が交通マナーをしっかり守り安全なまちづくりを心がけましょう」と呼び掛けた。
 恩田梓沙さん(2年)は「命の大切さや事故の怖さを肌で実感することができた。角では左右を見るなど、ひとつひとつの行動に気をつけていきたい」と話していた。
 多田重美・八潮市長は「八潮市は(人口に対する)自転車事故発生率県内(ワースト)第2位で、とても自転車事故の多い市になってしまった。自転車という狂気を持って道路を走っているつもりで勉強してもらいたい」と注意を促した。
 勝呂校長は「自転車は、事故を受けるだけでなく加害者にもなる」と賠償事例をあげて諭した。
八潮市では自転車事故多発を受け、来月までに市内全中学校と県立八潮南高校で「スケアード・ストレイト」を実施する。また、一般・高齢者向けとして11月17日午後2時から、鶴ヶ曽根運動場で行う予定だ。

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