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マット運動で「けが防止」・体育教員が柔道指導法学ぶ

2012.9.11(八潮市)
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 今年度から中学校学習指導要領が改訂され、保健体育科目で「武道」が必修となった。八潮市では2学期から柔道の指導が始まる。他競技より頭部・頸部・関節の怪我や事故が懸念されていることを受け、八潮市教育委員会では8月28日、八幡中学校武道場で「平成24年度八潮市中学校柔道指導者講習会」を開催した。
 講習会は八潮市柔道連盟(上本裕祥会長)の会員7人が指導にあたり、市内中学校保健体育科教員11人が参加した。安全で効果的な柔道の指導をねらいとし、怪我や事故防止、礼法・所作指導から受け身、技まで段階を追って行われた。
 初心者に対する段階的指導法のほか、前転など小学校段階でのマット運動の修得が怪我防止につがなることなど、教員の理解を深める講習会になったという。阿部健作教諭(八條中)は「規律を重視し、補強運動の中に首を鍛えるトレーニングを取り入れ頭を守る体を作った上で授業を行う」と改めて気を引き締めた。上本会長は「今後も継続的な研修が必要」とし、柔道連盟の練習に参加を促すなど協力する体制だ。
 柔道は本来、己の身を守るもので、勝ちを意識するものではない。教育委員会の大松武晴係長は「体と体をぶつけあうことが少ないいま、武道を通して心を鍛えてほしい」としている。教育委員会では来年度からも8月に講習会を実施していき安全指導の徹底を図る。

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