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吉田さん「アントルメ部門」銅賞・彩の国ケーキショーで

2012.6.25(八潮市)
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 洋菓子づくりの技術向上などを目的に2年に1度開かれる「第5回2012彩の国ケーキショー」(社団法人埼玉県洋菓子協会主催、6月2、3日、大宮ソニックシティ)のアントルメ(グラン・ガトー)部門で、八潮市の洋菓子店「る・華壇」のパティシエ、吉田竜也さん(23)が「ショコラ・バナナーヌ」で銅賞を獲得した。同部門はホールケーキを対象にしたもので、県内在住在勤のプロの洋菓子職人、約50人が参加した。吉田さんは10月に都内で開かれる全国大会に出場する。
 吉田さんは、「大好きなお菓子でみんなを笑顔にしたい」と高校卒業後、都内の調理師専門学校の製菓コースに1年通った後、る・花壇に就職。今年入社5年目で現在は焼き菓子担当。前回(2010年)大会に初出品したが入賞を逃し、「納得いかない出来で、悔いが残った」ことをバネに今回は、果物の中で一番好きなバナナをテーマに勝負をかけた。ショーの直前まで改良を重ねて臨み、見事入賞。
 受賞作「ショコラ・バナナーヌ」は、フランス語でチョコとバナナ。直径18a、高さ10aのケーキの中は、チョコムースやアーモンドパウダーを練りこんだ生地、バナナの果肉ジャムなどを6層に重ね、外側をチョコレートでコーティングした。ホワイトチョコと合わせて焼き上げたクレープを砕いたサクサクの食感とナナのピューレと卵を合わせて炊いた、ねっとりしたバナナクリームが特徴だ。吉田さんは「バナナのケーキはあまり作る人がいないので、チャレンジしようと思った。チョコとバナナは一番合う組み合わせだが、バランスが難しい。バナナクリームのねっとり感を出すのに一番苦心したが、絶妙な味に仕上がった。4年間、先輩たちに教わったことを出し切り、全国大会までに改良して日本一をねらいたい」と意気込みを話していた。
 受賞作の「ショコラ・バナナーヌ」はショートケーキバージョンにして、7月下旬から、る・華壇で販売される予定だ。

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