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発掘の八條遺跡を見学・八條中生徒が中世を学ぶ

2012.6.25(八潮市)
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 八潮市八條にある中川の自然堤防で市内初の遺跡が発掘・調査されている。奈良・平安時代の4つの竪穴式住居跡をはじめ中世・近世の墓とみられる土こうやかまど跡、多数の土器、帯金具、刀などが発見されている。
 13日、八條中学校(寺田優校長、生徒数183人)の2年生46人が公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団・資料活用部の宮井英一さんに説明を受けながら遺跡見学を行った。「文献のない時代は“もの”でしか語れず、文字のある時代でも庶民の生活は発掘調査に頼るしかない」「発掘は破壊であり、できたらしたくない」という発掘の意義と実情を交えながら遺跡を前に説明をする宮井さんの話に聴き入っていた。
 出土した焼き物などを手にとって熱心に見ていた歴史が好きという矢作莉城人(やさくりきと)くんは「上薬が見たことのないものばかりで珍しいと思った。教科書でしか見たことがないものが身近なところで見つかってうれしい」と興味深げだ。
 遺跡は中川築堤工事に伴い、今月末埋められる予定。宮井さんによると発掘されたものは県に移管になるという。

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