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市内4小学校で金環日食観察会・八條北小には50人集まる

2012.5.28(八潮市)
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 21日の金環日食を前に、八潮市内に本社がある印刷機器会社社長から11日、八潮市内の小学校児童と中学校科学部生徒分として5300個の「日食グラス」が寄付された。これを受け、市内4つの小学校で登校時刻を早め、世紀の天体ショーの観察会が行われた。
 八條北小学校(大重育三校長、児童151人)では保護者と地域の方にも参加を呼びかけ、約50人が日食グラス片手に、子どもたちと一緒に観察した。東の空にかかる雲の切れ目から見える太陽に抱かれるように、少しずつ月が太陽を遮っていく。完全な金環となった瞬間、「すごーい」「見えた」と歓声が上がった。
 二宮大樹くん(6年)は「指輪みたいなので指にはめたかった。きょう見られてよかった」と全校児童の前で感想を述べた。小原ひなのちゃん(1年)は父・博さんと母・みゆきさんと弟・貴将くん(幼稚園年長)と親子4人で観察会に参加。ひなのちゃんは「きらきらしていて不思議だった」、博さんは「子どもと立ち会えてうれしく思う。これから子どもたちと空を見たり話たりするきっかけになると思う」と感動もひとしお。
 子どもたちの理科離れが叫ばれて久しい中、埼玉県では「埼玉の子ども70万人体験活動」など体験活動の推進を図り、理科支援員などの配置事業を導入し、理科授業の充実を図っている。大重校長は「事前学習会などを行ったこともあり、金環や皆既日食などを(自分で)調べた児童もいた。実際に見た感動をきっかけに何かにつなげてくれれば」と貴重な体験を見守っていた。

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