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水彩画集を自ら製作・松さん2冊相次ぎ自費出版

2021.5.31(草加市)
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 草加市の水彩画サークル講師、松敏明さん(81)がこのほど、水彩画作品集「水彩・百年」(B5判、フルカラー、54n)と、「水彩・百彩」(B5判、フルカラー、146n)を自費出版した。

 昨年、傘寿を迎えた松さんが、これまでに描いた作品は1000点を超す。

「水彩・百年」は、コロナ禍で水彩画サークルの活動が中止となる中、「何か励みになることはできないか」と思い立ち、60歳から始めた水彩画の中から20点をピックアップして、簡単な文章を添えて完成させた。

 今年1月の2回目の緊急事態宣言の際、「百年」では掲載作品が少なかったため、松さんは「本格的な作品集を」と考え、製本までの全工程を自身で行い、出来上がったのが作品集「水彩・百彩」だ。

 松さんは富山県新湊市(現・射水市)出身。1959年、金沢市立美術工芸大学デザイン学科に入学。同年、東京芸術大学の夏季講座を受講したのを機に、同大を受験したが不合格。しかし、デザイナーの道を諦めず、専門学校「桑沢デザイン研究所デザイン学科」に進学した。

 広告通信会社などに勤めた後、かばん製造会社で67歳までカタログのイラストなどを担当した。退職後、草加市内で絵画サークル「松の実会」を立ち上げ、現在、3つの絵画サークルの講師を務めている。

 松さんは「水彩画は生きがい。コロナ禍でも小冊子を作り上げることができた。コロナ禍を新しい趣味や、後回しにして来たことに挑戦する機会にしてみては」と話している。
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