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草加に福島のヒマワリ・伝右川沿いに「里親」として

2018.8.14(草加市)
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 草加市松原の伝右川沿いで、約1000本のヒマワリが満開となり、住民や通行人らの目を楽しませている。

 このヒマワリは、同市のNPO法人「うるおい工房村」(吉田光明理事長)が7年前から、東日本大震災の復興支援のため福島県のNPO法人「チームふくしま」が取り組む「福島ひまわり里親プロジェクト」に参加して植えたもの。

 当初は、同市栄町1丁目の伝右川沿いに種をまいていたが、昨年から、「多くの人に知ってほしい」と獨協大に近く、人通りの多い場所に移したもので、松原団地自治会や獨協大が種まきに協力した。

 福島県の“里親プロジェクト”は、震災で仕事が減少した障害者の作業所が「ハイブリッド・サンフラワー」というヒマワリの種を製造し、パック詰めして販売したのがきっかけ。

 この種を購入した全国の学校や企業などが“里親”となって、地域で栽培する。その後、採れた種は福島県に送られ、同県内の学校などに無料配布され復興のシンボルとして育てられる。そこで採れた種から油を搾り出して、バスのエネルギーとして使用されるというプロジェクトだ。

 同工房村は、川沿いの約200bの土をならし、5月下旬に種をまいて育て、7月下旬に開花した。今年は「草加おかみさん会」も参加し、吉川市内の畑にも植えた。見頃が終わった後、花を摘み取り乾燥させ、秋には種を福島県に送る予定。

 染野政夫副理事長(72)と宮原弘理事(82)は「福島を元気にするお手伝いとして、これからも長く続けていきたい。復興の力になれればうれしい」と話している。
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