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スポーツカイト世界一・窪田さんの参加チーム

2017. 7.3(草加市)
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 「空中のシンクロ」ともいわれる、スポーツカイト。草加市の会社役員、窪田孝嗣さん(47)がメンバーとして活躍する、スポーツカイトのチーム「Air rex」がこのほど、フランス・ナルボンヌ市で初開催された団体戦の世界選抜大会「第1回チームマスターショー2017」に日本代表で出場、初優勝を飾った。

 この大会のために新たに作ったオリジナルの曲、振り付けで臨み、窪田さんは「世界の強豪を破り、名実ともに世界一になれた。すべての苦労が実を結びうれしい」と喜びを語った。

 スポーツカイトは、時速100`以上の高速で、2本の糸(ライン)で凧を操り、音楽に合わせた同調した動きなどでパフォーンマンスを繰り広げ、飛行技術の正確さや表現力を競うスポーツ。ルーツは第二次世界大戦で米海軍の射撃用の的として開発されたともいわれ、現在は欧州を中心に盛ん、日本では約20年前から普及し、現在、愛好者は約3000人。

 「チームAir rex」は、1997年設立。現在のメンバーは、東京都内、千葉、埼玉県の自営業や会社員で、女性1人含めた40歳代の5人。千葉県野田市の利根川沿い、東京・葛西の海沿いなどが練習拠点。全国大会「ジャパンカップ」は8連覇中で、2008年の世界選手権(フランス大会)で初優勝。今大会は、これまでの実績から選抜された。

 大会は4か国から選抜の6チームで競い、1曲3〜5分以内の曲で構成した演技を2回披露し、6人の審判員により、技術面や動きの独創性などを10点満点で採点。Air rexは、波が押し寄せるような動きから分散していく「ショックウエーブ」、絡み合って動きながら静止する「ストール」など、5種類の新技を組み込んだ演技で9・5点の最高点で優勝した。

 世界のトップになるには、先進的な音楽と独創性豊かな振り付けが、常に求められるスポーツ。「今回のものも完成までに約2年かかっている。今後も他のチームが真似できない動きを追求、開発していきたい」という。

 窪田さんは、20年前、来日した米国チームの演技を見て刺激されスポーツカイトを始めた。はじめはペアで競技を開始し全日本ランキング1位などの実績もあり、99年から同チームに参加。現在は、日本スポーツカイト協会理事、公認インストラクターとして活動しながら、スポーツカイトのイベント企画・プロデュースを手掛ける会社も経営。有名テーマパークや、草加市では花火大会、スポーツフェスティバルなどで、チームの演技を披露している。「スポーツカイトは風の動きや速度を読む、自然を相手にするスポーツ。きれいに動きがシンクロした時が空を飛んでいるようで気持ちがいい。この面白さを多くの人に広めたい」という。
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