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行司の裏話など披露・そうか市民大学で木村さん

2017. 6.13(草加市)
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 そうか市民大学29年度前期講座「大相撲を楽しむ講座」(全3回)が3日、市文化会館で開かれ、市民21人が受講した。今年で3年目になる人気講座で、講師は同市氷川町の大相撲の幕内格行司(峰崎部屋所属)、木村銀治郎さん(42)。

 銀治郎さんは、実際に使っている軍配や衣装なども披露しながら、行司の仕事全般について、勝負を裁く行司の視点や技術、大相撲の知られざる裏話などを自身の体験やさまざまエピソードを踏まえながら1時間30分語った。

 行司は、番付などの相撲文字を書く、決まり手などの場内アナウンス、地方巡業の力士の輸送の手配、新しく土俵を作ったときに土俵祭りの祭主、取組編成の資料作りなどの仕事もこなす。「巡業はバスでの移動が多いが、力士には窮屈な場所。新幹線は座れず床に座る力士もいるし、飛行機ではシートベルトが2、3つ繋げて使う」というエピソードには笑いも起こった。

 また取り組みの裁きについては、観戦者のように相撲の流れは見ずに、膝から下の足元を見てどちらが先に土俵を割ったか(負けたか)を見極める、という。「一度出した軍配は引っ込められない。私の場合は、本場所は年間180番を裁き、8番差し違えると降格する。罰があって賞がない仕事」とその厳しさに、受講者からもため息がもれていた。

 同大学前期講座は、このほか、「目からウロコの天気予報」(7月14日から全4回)、「狂言入門講座」(7月22日から全4回)、「目の前で聴けるN響クラシック講座」(7月2日から全4回)が受講生を募集中。受講料は有料。

 <問い合わせ・申し込み>草加市教育委員会生涯学習課TEL922・2819。
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