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人命救助6人に感謝状・転落者救出や消火活動

2017.6.13(草加市)
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 草加八潮消防局は、草加市柳島町の辰井川に転落した女性を救助した3人と、同市氷川町内で発生した建物火災の初期消火に尽力した3人に対し、5月30日、感謝状を贈った。

 5月9日午後6時頃、同市柳島町の主婦、米澤はるみさん(73)が、自宅台所で夕食の準備をしていると、近くの川に何かが落ちる音を聞きつけた。長男の輝宣さん(49)と、孫の純輝さん(22)に声を掛け、2人が川を見に行くと、川の中に女性を発見した。女性は、胸の高さまで水に浸かっており、2人掛かりで川岸から引き揚げ、はるみさんは女性の体温が下がらないよう、毛布を用意して女性の体を包み込んだ。

 女性は人生に悲観し、1・2bほどの橋の欄干を乗り越えて、川へ飛び込んだという。女性は救急車の中で処置が施され、警察署に運ばれたが、命に別状はなかった。

 3人は「当然のことをしただけ。助かってよかった」(はるみさん)、「川には廃棄物や大きな石などがあったが、ケガなくてよかった」(輝宣さん、純輝さん)などと話していた。

 一方、5月8日午後2時30分ごろ、同市青柳町の学童保育パート、三隅恵美子さん(76)は、草加駅へ向かう途中、同市氷川町の飲食店付近で異臭に気づいた。ばらく様子を見ていたところ、飲食店から煙が出始めたため、近くにいた2人の男性と協力して火災現場に駆け付け、近くにあった消火器などで火を消し止めた。

 三隅さんは「異常な臭いでおかしいと思い、すぐに立ち去らなかったのが幸いした。大事に至らずによかった」と話していた。同局は消化活動を手伝った、男性2人にも感謝状を郵送した。

 同消防局の浅井厚紀局長は「消防署員も判断しにくい状況の中、人命救助や初期消火活動をして頂いたことに心から感謝します。我々も、その気持ちを糧として活動していきたい」と謝辞を述べた。
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