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文化財を守ろう・富士浅間神社で防災訓練

2017.2.14(草加市)
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 草加市瀬崎町の富士浅間神社で1月26日、「文化財防火デー」にちなみ、檀徒ら地域住民や消防団、消防署職員約100人が参加して消防訓練が行われた。

 「文化財防火デー」は、1949年1月26日に現存する世界最古の木造建造物「法隆寺」(奈良県斑鳩町)の金堂が炎上し、壁画が損焼したことに基づいて制定されたもの。

 同神社の富士浅間神社本殿は、76年11月15日に同市指定文化財となっており、今回の訓練は、同市瀬崎町三丁目地内(富士浅間神社南側)で建物火災が発生し、付近への延焼拡大の危機が迫っているという想定で行われた。

 訓練では、本堂南側に発煙筒がたかれ、「火災」を想定。文化財への延焼を防ぐため、消火器やバケツリレーで消火訓練を行った。最後は消防隊が到着し、消防団と消防職員の連携訓練や放水活動を行った。

 草加八潮消防局の浅井厚紀局長は「火を消すんだと言う強い意気込が感じられた」と訓練を評価し、富士浅間神社氏子総代兼瀬崎第一町会長の浅古八郎さん(73)は「マッチやタバコ一本でも大火の可能性がある。火の後始末は確実にしてほしい。また、いざという時のためにも地元の訓練に参加してほしい」と呼び掛けていた