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防犯活動に「総理表彰」・「せざき防犯パトロール隊」

2016.11.21(草加市)
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 草加市内の自主防犯活動組織「せざき防犯パトロール隊」(浅古八郎隊長)が、「安全安心なまちづくりに功労があった」として、10月19日、内閣総理大臣表彰を受けた。浅古隊長らは同21日、田中和明市長を表敬訪問し、報告した。

 同隊結成のきっかけは、2001年7月、同市瀬崎地区の浅間神社の祭礼で16歳の少女が誘拐され、翌日、茨城県内で遺体となって発見された事件。住民らが「自分たちのまちを自分たちの手で守るためにはどうしたらよいか」を検討していた03年には、地域でひったくり事件が急増した。このため、同年、住民有志158人で市内初の防犯パトロール隊「せざき防犯パトロール隊」が発足し、瀬崎第一町会、同第二町会、同第三町会長と谷塚コリーナ自治会エリアで夜間パトロールを実施した。

下校中の女児がいたずらされ、声掛けされる出来事が多発した06年には、登下校時の見守り活動も始め、同年9月には青色回転灯装備車(青パト)を取り入れた巡回活動を行うなど、地域防犯に積極的に取り組んでいる。

現在の隊員数は115人。発足当時は、地域で「ひったくり」が54件も発生していたが、現在ではほとんどなくなったという。パトロール中に発見した放置自転車や乗り捨てられた車についても市役所や警察などに届け出ている。

浅古隊長(72)は「13年間地道に取り組んできたことが評価された結果。地域の支援や理解あっての賞なので、住民全員が誇りに思ってほしい」と改めて今後の活動に向けて気を引き締めている。田中市長は、「市としても、せざき防犯パトロール隊の活動を模範に、力と知恵を出し合い、今後のまちづくりを進めていきたい」と祝辞とまちづくりへの抱負を述べた。
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