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松のこも巻き・「草加松原」で冬支度

2016.11.7(草加市)
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 草加市の冬の風物詩「松のこも巻き」が草加松原遊歩道で10月24、25日の両日行われた。

 市委託の植木職人が、松の木の地上約1.5bの位置に、わら縄で「こも」を上下2か所縛って固定した。

「こも」はわらで粗く編んだ幅約45aのむしろ。松の葉を食べる松くい虫などの害虫が越冬のため、樹皮の隙間に潜りこむ前に、温かい「こも」に誘い込もうというもの。10月下旬ごろに巻き付け、虫が這い出ると言われる啓蟄(3月6日ごろ)の前の2月中旬に外して、こもを虫と一緒に粉砕、発酵させて堆肥などにする。

 松並木は、1792(寛政4)年に植えられたといわれ、「草加松原」、「千本松原」と呼ばれ、江戸時代から地元草加のシンボルとして親しまれている。「日本の道100選」や国指定名名勝にも選ばれ、1.5`にわたり634本が植えられている。虫の多い少ないは、気候などに左右され、昨年は多かったが、今年は例年通りの量だったとか。
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