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盛大に開館セレモニー・鈴木喜美子記念館

2016.10.24 (草加市)
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 公害の原点「足尾銅山」(栃木県日光市)を長年描き続けている、草加市美術協会会長、鈴木喜美子さん(73)の私設美術館「ミュゼ環 鈴木喜美子記念館」が、同市神明1に完成し、15日、田中和明市長ら約100人が出席して、オープニングセレモニーが行われた。21日から一般向けに開館した。

 セレモニーでは、浅古勲・後援会長が「鈴木さんの足尾の絵は重厚感あふれる力強い作品。多くの人に足を運んでもらい、肌で感じてもらいたい」とあいさつ。田中市長は「草加市は文化芸術振興条例を昨年度制定している。この美術館に市外から多くの人が訪れ、活気あふれるまちとなることを願いたい」と述べた。小澤博・元市長の音頭で乾杯し、開館を祝った。

 鈴木さんは「絵を皆さんに見ていただく場ができた。この美術館と共に今後も足尾銅山を描き続けたい。草加市の文の発展・向上の一助となればうれしい」と謝辞を述べた。鈴木さんは、現在、1年に1作のペースで「足尾銅山の今の姿」を現地に通い描き続け、新制作展で発表を続けている。

 同美術館では現在、初期の作品や今年9月の新制作協会「第80回記念展」で発表した新作「足尾の今|2016」(150号)を展示している。 毎週金、土、日曜日の週3日午前11時から午後4時まで開館している。「足尾銅山」の作品などを、時代ごとに順次入れ替え展示する予定。300号の大作は、外向けのウインドウに展示され、道路側から常時鑑賞できる。10人以上での来館は予約が必要。入場料は500円。高校以下は100円。

 <問い合わせ>ミュゼ環 鈴木喜美子記念館TEL048・960・0388(21日から金、土、日曜日午後1時〜4時のみ)。
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