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橋本さん、フィリピンに派遣・市立病院看護師、JICAボランティアで

2016.10.17(草加市)
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 独立行政法人国際協力機構(JICA)の“JICAボランティア”として、フィリピン・レイテ州保健局に派遣される、草加市立病院の呼吸器内科の看護師、橋本温美さん(27)が、9月29日、田中和明市長を表敬訪問した。

 橋本さんは、同州保健局に所属して、2018年9月までの2年間、10人から15人のチームで、約40の病院を巡回しながら、“5S活動”や衛生活動を行う予定。

5Sは、「整理(不要な物を捨てる)」「整頓(使いやすく、誰でもわかるようにする)」「清掃(掃除をして清潔に保つ)」「清潔(整理、整頓、清潔の維持)」「躾(決められたルール、手段を正しく守る習慣をつける)」の頭文字の「S」から取ったもので、日本で生まれた概念だが、海外でも用いられている。

 「幼稚園児の頃、テレビで地雷除去をしている様子を見て、自分も人助けの出来る人になりたい」と思ったという橋本さん。看護師を志望して、埼玉県立大学看護学科(越谷市)に入学し、卒業後、同病院に勤めた。

今月11日の出発を前に同市役所を訪れた橋本さんは「フィリピンの人たちの間には、5Sなどやらなくても大丈夫だという気持ちが蔓延している。5Sを整えて、感染症などを減らしたい。帰国後は経験を周囲に還元したい」と抱負を述べた。

高校時代、吹奏楽部で金管楽器「ユーフォニアム」を担当していたので、橋本さんは「現地の人との交流に使えるよう、ユーフォニアムを持っていう」と話した。

田中市長は「大変厳しい状況になるが、今までの経験を十分に発揮し、無事に戻って来て下さい。感染症などに気をつけて」と激励した。

JICAボランティアは、政府のODA予算によりJICAが実施する事業。開発途上国からの要請に見合った技術、知識、経験を持ち、「開発途上国の人々のために生かしたい」と望む人を募集・選考し、訓練を経て派遣している。
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