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内村選手ら草加に凱旋・パレードに3万人祝福

2016.9.19(草加市)
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 リオデジャネイロ五輪・体操男子団体と個人総合で金メダルを獲得した内村航平選手(27)をはじめ、日本選手団メンバーだった加藤凌平選手(23)、田中佑典選手(26)、山室光史選手(27)の4選手が11日、練習拠点「コナミスポーツクラブ草加」のある草加市の“草加松原”沿いを凱旋パレードした。沿道には、約3万人がつめ掛け、トラックの特設車に乗り、笑顔で手を振る4選手を「ありがとう」「おめでとう」の大歓声で迎えた。この日、同市は内村選手への「市民栄誉大賞」をはじめ、選手、スタッフを表彰し、街にはメダルラッシュに沸いた五輪の興奮と感動がよみがえった。

 パレードコースは、草加松原沿いの県道足立越谷線・松原団地駅入口交差点から、谷古宇橋交差点までの約600b。パレードに先立ち、午前10時30分からスタート地点で、同市による市民栄誉賞の授賞式が行われた。

田中和明市長は、内村選手に市民栄誉大賞、加藤選手、田中選手、山室選手の3選手に市民栄誉賞を贈り、コナミスポーツクラブの加藤裕之(52)、森泉貴博(44)両コーチと今井聖晃トレーナー(48)に、市民栄誉賞特別賞を贈った。4選手には副賞として、同市在住の“紙切り師”、林家二楽さんが体操競技を表現した切り絵作品などが贈られた。

この後、4選手は華やかに装飾された特設車(トラック)に乗り込み、「祝 草加市民栄誉賞受賞」の横断幕を先頭にしてパレードがスタートした。沿道は、市内外から駆け付けたファンで埋まり、東京都内からやって来たという女子高校生たちも、「内村さん、おめでとう」「お疲れさま」と盛んに声を掛けていた。内村選手らは、歓声に応えて、右に左に笑顔を振りまいていた。

内村選手は「市民栄誉大賞をいただき、大変光栄に思っている。体操をもっと身近に感じてもらえるよう、日々努力を重ねていきます」と話し、草加市で育った加藤選手は「次の東京五輪では今以上に成長し、日本を引っ張る存在になりたい」と決意を述べ、田中選手は「もっと体操を楽しんでもらえるようにすることが僕らの大切な役割」と力を込めた。また、山室選手も「メダルまでの日々は楽しいことだけではなかった。試合や合宿後に、この草加市に帰ってくると少しリラックスできます」と話していた。
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