ニュース

佳代ちゃん無事帰国・米国での心臓移植が成功

2016.7.4(草加市)
ニュース写真
 心臓の筋肉が硬くなる難病「拘束型心筋症」を患い、全国からの支援を受け、昨年7月、心臓移植のため渡米した、金澤佳代ちゃん(2歳9か月)(千葉県流山市)は、無事手術が成功し、6月22日、約1年ぶりに帰国した。成田空港からそのまま、東京女子医大に検査入院し、1、2週間後に帰宅する予定。

 両親の輝宏さん(38)、亜矢子さん(38)は「佳代も私たちも、ずっと待ち望んでいた『日常生活』を目前にし、期待で胸がいっぱいです。免疫抑制剤を生涯飲み続ける必要や感染症予防のため不自由な生活もありますが、娘には自分を大切にし、前向きな気持ちで人生を楽しんでほしいと願っています。私たちにこのような大きなチャンスをくださった皆様のあたたかいお気持ちに深く感謝し、この思いを大切に生きてまいります」とメッセージを寄せている。

 佳代ちゃんは、生後間もなく、乳幼児の生存率が50%といわれる「拘束型心筋症」と診断され、一刻も早い心臓移植手術の必要に迫られていた。入院先の東京女子医大を通じ、米国ニューヨーク州のコロンビア大学病院で受け入れてもらえることになったが、多額の手術代や渡航費用が必要となった。草加市出身の輝宏さんの同級生らが、NPO法人「日本移植支援協会」の協力で支援団体「かよちゃんを救う会」を立ち上げ、募金を呼びかけ、全国から募金が寄せられ目標額を達成、渡米が実現した。昨年7月22日に渡米し2か月後にドナーが現れ、9月30日(日本時間29日)に無事、手術が成功した。その後、胆管結石の手術などで治療が長引いたが、これらを乗り越えて順調に回復し、退院した。
>戻る