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芭蕉、曾良お身拭い・市民ら20人が参加

2016.5.30(草加市)
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 江戸時代の俳人、松尾芭蕉が「おくのほそ道」の旅に出立した16日(陰暦の3月27日)、草加市の旧日光街道沿いにある芭蕉翁像(草加松原・札場河岸公園)と河合曾良像(おせん公園)の「お身拭い」が市民ら約20人の手で行われた。
 草加市奥の細道市民推進委員会(上手一雄会長、会員25人)と草加宿神明庵運営協議会(青柳優代表、会員57人)の共催。青柳代表(73)が芭蕉の旅姿に扮して、登場した。
 はじめに曾良像をタオルで水拭きし、お身拭いを行った後、青柳代表を先頭に芭蕉翁像まで移動し、こちらは乾拭きでお身拭いを行った。
 芭蕉翁像は1989年、「おくのほそ道」旅立ち300年を記念して、曾良像は2008年に市制50周年を記念して、市民団体が浄財を集め市内在住の彫刻家、麦倉忠彦さん(80)が制作した。
 参加した押川八重子さん(70)は「市民でも関心が薄い人が多い。少しでも芭蕉翁像や曾良像を知ってもらえれば」と話し、青柳代表は「おくのほそ道のまちづくりを理解してもらい、松並木などの風景を含め後世に継承していきたい」と話していた。