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両国の子ら「壁画」作る・清門小とカメルーン「ニュートン小」

2016.4.4(草加市)
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 草加市立清門小学校(石崎明子校長)の児童と、中部アフリカ・カメルーンの小学校児童が“共同制作”した壁画が、このほど完成し、清門小体育館に展示されている。

 絵画制作を通して、世界の子どもたちの交流を推進する「JAM(ジャパンアートマイル)」(本部・兵庫県明石市)のプロジェクトの一環。JAM本部のあっせんで、2国間の子どもたちが、巨大キャンバスに絵を描いて、壁画を完成させるもの。

 同小は開校40周年記念として、このプロプロジェクトに参加し、パートナーとしてカメルーン・クリビ市の「ニュートンクリビ1」小学校が選ばれた。

 昨年7月から、清門小の2年生157人とニュートン小の児童60人が、縦1・5b、横3・7bの巨大キャンバスを分割して、それぞれ描いてきた。描かれたのは、右半分が「日本の四季」、左半分が「カメルーンの雨季と乾季」。特にカメルーンでは、サッカーが一番人気とあって、中央にサッカーボールが描かれ、お互いの国でプレーする模様が表現されている。
 両国の児童らは、自己紹介カードを交換するなどの交流を通して、絵画のテーマを決めたという。
 清門小が描いて送ったキャンバスの“半分”にカメルーン側が絵を描き、完成した壁画が送られてきた。
完成した絵を見た藤永琉希(りゅうき)君(8)は「想像と違っていた。同じ星に住んでいながら、こうも違うと実感できた」と言い、小杉山柚咲(ゆら)さん(8)は「カメルーンのことを知るきっかけになった。この交流は自分のプラスになると思う」と喜んでいる。
  石崎校長は「世界に羽ばたく子どもたちが、世界へ目を向けるチャンスになったと思う」と話した。
壁画は今後、入学式を見届けた後、新田西文化センターに展示され、その後、JAM事務局に送られる。2020年の東京オリンピックでの展示も計画されている。