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「淡路人形浄瑠璃」の魅力話す・「人形座」の坂東さん

2016.2.22(草加市)
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 500年の歴史を持ち国指定重要無形民俗文化財に指定されている「淡路人形浄瑠璃」の草加公演が5月21日(午後2時開演)、市文化会館ホールで開かれる。12日、公演に先立ち、市民向けのプレイベントが同会館フリースペースで行われた。

 「淡路人形浄瑠璃」は、神事による人形操りを起源として独自に発展し、江戸時代中期には40座以上あり、巡業で全国各地に人形浄瑠璃を伝えた。戦後を境に映画やテレビなどの娯楽の多様化で衰退し激減したが、この伝統を受け継ぎ、現在唯一活動する「淡路人形座」(兵庫県南あわじ市)は1964年、淡路人形の名門、吉田伝次郎座を継承し発足した。

 この日は、5月に公演する「淡路人形座」の支配人、坂東千秋さんが淡路人形浄瑠璃の歴史や人形の仕組み、動かしかたなどを実演した。文楽と比べ人形が大きいことや、人形や人形遣いの衣装が瞬時に変化する「早替わり」、舞台の背景が次々と変わる、目の錯覚を利用した「大道具返し」などを説明した。

 人形の表情を出すため、頭についているレバーや紐を駆使するその複雑な動きに、参加した市民からも感嘆の声が上がっていた。

 坂東さんは「早変わりやアクロバティックな派手な動きや淡路人形浄瑠璃の特徴」と話した。
 5月21日の公演は午後2時開演。演目は「夷舞」「奥州秀衡有?の婿 鞍馬山の段」「鬼一法眼三略の巻 五条橋の段」を上演する。チケットは、一般2500円、高校・大学生1000円、小中学生500円。草加市文化会館(チケット専用)TL931・9977、東武よみうりチケットセンターTL987・0553、ほかで発売中。
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