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「スポーツで健康づくり」語る・室伏広治さんが

2015.11.23(草加市)
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 アテネ五輪・男子ハンマー投げの金メダリスト、室伏広治さんによる「スポーツ・健康づくり講演会」(草加市、草加市立病院主催)が8日、草加市文化会館で開かれた。室伏さんは現在、東京医科歯科大学教授・スポーツサイエンスセンター長のかたわら、2020年開催の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の組織委員会スポーツディレクターを務める。
 はじめに室伏さんは「アスリートから見た健康づくり」をテーマに、選手時代の経験を踏まえ語った。「運動をすると、気持が良くなる、頭がすっきりする、注意力が高まる、やる気が出てくる。海馬から新しいニューロンの成長を促す(記憶が良くなる)、神経伝達物質の量を増やし脳内バランスを保つことで幸福感をもたらす」などと語り、日常生活の中でできる運動の必要性や、現在、専門家の指導を受け自身が取り組んでいる新たな訓練などを紹介した。
 パネルディスカッション「スポーツを通じた健康づくり」には、室伏さん、モントリオール五輪女子バレーボール金メダリストで草加市バレーボール連盟副会長の神白(旧姓飯田)高子さん、同市市立病院救急科部長で災害派遣医療チーム(DMAT)リーダーの南和さん、同市スポーツ推進審議会会長の上羅廣さん、田中和明・草加市長の5人がパネラーとして参加。それぞれのスポーツ体験を語ったり、意見交換をしたりした。
 ディスカッションの最後に、室伏さんは「是非機運を高めオリンピック、パラリンピック、健康を支える医療に向け盛り上げてほしい」と呼びかけ、南さんは「全力でサポートしていきたい」、神白さんは「多くの皆さんがスポーツを通じ健康づくりをしてほしい」、上羅さんは「楽しい運動を続けてほしい」、田中市長は「皆さんの健康づくりに役立つ施策運営を図っていく」と話した。

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