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和舟で「金婚式」・満開の桜も祝福

2015.4.13(草加市)
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 草加市稲荷町の葛西用水で4日、和舟による「船上金婚式」が行われた。1965(昭和40)年に結婚し今年50年目となる27組の夫婦が、和舟に乗り、両岸から同用水に枝を広げた満開の桜を川面から楽しんだ。主催は草加さくら祭り実行委員会(太田和雄委員長)。
 この船上金婚式は、4年前に始まった。太田委員長は「4年前に県から稲荷地区に2艘の和舟が譲られた。これを活用し地域の人に川面からの桜を見てもらおうと計画していたところ、地区内に金婚式を迎える1組の夫婦がおり招待し、非常に喜んでくれたので、市内にも呼び掛け行うことにした。昨年は10組で、今年は30組の申し込みがあり27組が参加してくれた」と、年々盛大になってきていることがうれしくてたまらない様子で話した。
 この日は花冷えの上、今にも雨が落ちそうな生憎の天気。満開の桜も時折吹きつける冷たい風に華吹雪を舞わせていた。しかし、参加した夫婦は、両岸で花見を楽しむ人から「おめでとうございます」や「これからも仲良く」などの声をかけられると、ちょっと照れながらも嬉しそうに手を振ってこたえていた。
 遊馬町から参加した室伏義信(76歳)・フサ(71歳)さん夫婦は「見合いしてわずか2週間で結婚したんです。でも、良い夫に巡り会えて、これまで一度も涙を流すようなことはなかったのですが、今日はとても感激して涙が出ました。船から桜を見ることができうれしかった」と、まだ涙ぐみながら話した。
 草加1丁目から参加した高橋徳男(のりお)(79)・和子(73)の夫婦は「両岸からおめでとうの声をかけられてうれしかった。ケンカしてストレスを発散しながらの日々だったので、あっという間の50年でした」と笑いながら話した。
 なお、この日は、草加市観光協会(糸井守会長)主催による、藤丸夏帆さん、田淵花恵さん、札野孝美さんの3人の草加さわやかさんをモデルした桜並木撮影会も、同地区葛西用水で開催された。

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