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獨協大で稲刈り・大学50周年式典で煎餅焼きに

2014.10.6(草加市)
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 獨協大学(草加市学園町・犬井正学長)の経済学部・犬井正教授のゼミ生約40人が9月26日、校内芝生広場に造成した水田で稲刈りを行った。この稲作は、08年6月に発表された「獨協大学環境宣言」の環境教育の取り組みを具象化したもので、食糧と農業と環境の結びつきを考えるきっかけを目的とし、12年から行われている。約30平方bの水田に福島産のコシヒカリの苗を植え、昨年は20`ほどの米が収穫された。
 5月16日に行われた田植えから稲刈りまで、実施指導した大竹伸郎・特任助手は「昨年よりイナゴなど、生き物が増えたことを実感している。女子寮から出た生ゴミで作った堆肥を入れ、土も少しずつよくなり、化学肥料や農薬を使っていないのでストレスもなく、ひとつの稲から実が多くなる」と“獨協米”に太鼓判を押した。
 国際環境経済学科2年の星野美智子さんは「本当に初めての体験で、職業としている方の気持ちもわかるいい体験。経済だけでなく、環境問題を学べ、どのように問題を解消していくか考えるいい機会でした」という。
 稲刈りには近隣の松原保育園(青山好子園長)の園児14人も参加。不安そうに裸足で水田に入り、学生と一緒にカマを持って稲を刈った。公文菜穂子ちゃん(4)(年中)は「お米ってこういう風になっているんだ」と目を丸くし、中井唯人君(5)(年長)は「(土は)お風呂よりあったかくて気持ちよかった」と笑顔だ。青山園長は「園庭がないので、どろんこ遊びがなかなかできないので良い社会体験。子どもたちも楽しみにしています」と目を細めていた。
 収穫した稲は刈り終えた水田で水分を抜く「はざ掛け」をして11月上旬に食す予定。また、草加煎餅振興協議会(沼口孝次会長)の協力で市内産の米と合わせて、22日に行われる同大学50周年式典で“純市内産”の煎餅が焼き上げられる。

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