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災害備蓄用せんべいを開発・小野寺米菓、保存2年OK

2014.9.8(草加市)
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 地元の名産「草加せんべい」を災害時の非常食にと、草加市谷塚町の(株)小野寺米菓(小野寺武司代表取締役社長)がこのほど、保存性を高めた「災害備蓄用せんべい」を開発した。先月31日に、草加市を会場に開催された九都県市合同防災訓練で使われた。今後、市は市の災害備蓄品にすべく検討中。
 東日本大震災以降、備蓄用食品の需要が高まり、埼玉県と草加市から同防災訓練での埼玉県以外の八都県市への輸送備蓄品として開発を持ちかけられたのがきっかけとなった。
 通常の草加せんべいの賞味期限は2、3か月だが、酸化しやすい醤油味を薄い塩味に替え、水分も通常より2、3%低い5%とし、1袋50cのアルミパック入りにして密封した一斗缶(30袋入り)に入った状態で賞味期限を2年に延ばした。サイズも子どもや高齢者が食べやすいように、直径約4aの小さい丸い形にした。
 開発を担当した、同社常務取締役の小野寺圭一さん(41)は「味と食感のバランスに試行錯誤した。災害時に食べても喉が乾かないよう薄い塩味にし、草加せんべいらしいしっかりとした歯ごたえを持たせるため、ある程度厚みも持たせた」という。
 今回は訓練用に一斗缶96缶分を製造、訓練で八都県市の備蓄倉庫に収納された。一般向けには、600袋(一斗缶で20缶分、1袋あたり250円で消費税8%込み16万2000円)以上での注文を受け付けている。
 <問い合わせ>小野寺米菓TEL925・3476。

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