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全小中学校にエアコン設置・7月から使用可能に

2014.6.16(草加市)
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 草加市教育委員会は、これからシーズンを迎える暑さ対策として快適な学習環境を確保するため、市内全小中学校の普通教室と音楽室に冷房設備(エアコン)を設置、7月から稼働する予定だ。
 文部科学省の調査では、公立小中学校の冷房設備の設置率は、埼玉県は38・2%(普通教室・特別教室含む、全国平均は29・9%)。県内では戸田、和光市、蕨市、さいたま市などがすでに設置、県内の設置率が年々向上している。県東部地区では、田中市長が公約で掲げ、いち早く設置した。
 近年、猛暑日が続き、越谷観測所で記録された最高気温は、昨年、6月が30・9度、7月は37・3度、8月は38・8度。子どもたちの熱気もあり、扇風機だけでは、十分な室内の温度調整ができない状況が続いていた。教育委員会総務企画課によると、「教室内で暑さで体調を崩したという報告例はないが、家庭ではエアコンがあるのが普通の生活環境になっているため、学習に集中できるようにエアコンを設置してほしいと、保護者からの強い要望が寄せられていた。防音対策もあり、今回音楽室にも設置した」という。
 草加市の場合は、全32校のうち、臭気対策ですでに設置していた松江中、老朽化に伴う建て替えで整備した栄小を除く30校の676教室に、冷房能力12・5`hのものを主に計716台を設置した。リース会社と今年7月から平成39年3月末までの12年9か月のリース契約を結んだ。この期間のリース料は、15億1201万円で、1台あたり月額約1万3800円。想定燃料費は30校分で年間約2800万円を見込んでいる。夏場の電力不足やランニングコスト、災害時に備えて、各学校の冷房設備の熱源は分散化し、電気19校、都市ガス8校、市の中央部の3校はLPガスとした。
 同課では「他市の運用基準などを参考に、原則として気温28度以上の際に稼働し良好な環境の下で授業ができれば。月2回土曜日に開催している子どもたちの補習学習『草加っ子寺子屋』も今年は小学校で開く予定で活用したい」という。

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