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松並木再生保存の原点を振り返る・JCOBら集結

2014. 6.2(草加市)
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 国の名勝指定を機に、40年前に草加松原の再生と保存のために、若木の補植を始めた原点を見つめ直そうと「よみがえれ草加松原・原点の会」が5月25日、市文化会館3階第一会議室で開かれた。当時の青年会議所メンバーら6人が発起人となり約70人が出席、若木購入の寄付など協力いただいた市民を招待、改めて感謝の意を表した。
 1975(昭和50)年6月、車の振動や排ガスで枯れ死し、190本程度に減少していた松並木の現状を憂い、同青年会議所が中心となり、25本の若木を千葉県流山市から運び、補植したことが再生・保存へのはじまりだった。その後数百本を補植し、活動は市民団体「草加松並木保存会」へと受け継がれ発展した。
 当時、青年会議所の社会開発委員長だった、富田満夫さんは開会の辞で「当時、市民の皆さんから1本1万円の寄付をいただき、補植した。これが、原点であり、これがなければ今の草加松原はなかった」と振り返った。
 国の名勝に指定された「おくのほそ道の風景地 草加松原」のこれまでの歴史や補植活動の記録映像を鑑賞したあと、主催者を代表して当時、青年会議所専務理事だった池田国雄さんが「当時は、警察にも届けず勝手に補植し建設省から怒られ何度も謝りに行った。しかし、いつしか黙認され、昭和62年には、日本の道百選にも選ばれ表彰された。後世に松並木を残すため、いい汗をかいてよかったと今、みなさんが思っている」と語った。
 このあと全員で乾杯、懇談しそれぞれ思い出を語り合った。

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