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幼稚園・保育園、小学校、中学校が一体に・子ども教育連携推進基本方針

2014.4.21(草加市)
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 草加市教育委員会はこのほど、「子ども教育連携推進基本方針・行動計画」にもとづき、「目指す『草加っ子』(幼保小中教育モデル指針)を作成し、合わせて具体的に連携教育を進めるため「幼保小接続期」「小中連携」の2つのモデルプログラムを作成した。
 指針は、0歳から15歳までの子どもの育ちを連続したものとして、市内の幼稚園・保育園、小学校、中学校が一体となって共に支えることが狙い。子どもたちの基本的生活習慣の習得の不十分、直接的な体験や自然体験の少なさ、家庭や地域の教育力の低下などを現状や課題としてとらえ、生活リズム(早寝早起き朝ごはん)、整理整頓・そうじ、あいさつ・返事、決まりを守るなど連携7項目を定め、0歳から15歳まで継続、一貫して取り組む。
 発達段階に合わせ4区分し、「生活」「人との関わり」「自ら学ぶ」の3領域について、具体的な取り組みを示し、目指す15歳の姿を「『自ら学び、心豊かに、たくましく生きる』草加っ子」としている。
 「幼保小接続期モデルプログラム」は、小学校就学時に遊びから学習中心の生活への変化で学校生活に適応できないなどの「小1プロブレム」の解消を重点に、「生活する力(規則正しい生活、自分の事は自分でできる」「人とかかわる力(自分の思いや考えを言葉で伝える、決まりや約束を守る)」「自ら学ぶ力(さまざまな遊びや体験をする、文字や数字に興味を持つ」を就学までに身に着けたい力に設定した。さまざまな交流、実践事例を盛り込んだ。
 「小中連携モデルプログラム」は、中学校就学時の授業内容の高度化、部活動による先輩後輩の上下関係などになじめず不登校になるなどの「中1ギャップ」対策を主眼に、基本的な生活習慣、規範意識、学習習慣を定着させ学力向上につなげる、子どもたちに「自らの力で課題を乗り越える力」を身に着けさせる、などを狙いとした。子ども本人、保護者に向けて家庭学習の大切さも盛り込んだ。
 子ども教育連携推進室は「それぞれの機関や家庭がどのように関わるかを明文化し、連続性、つながり性、教育の進行度合いをていねいに確認できるものとして作成した。4月、中学校の先生が学校区内の小学校で高学年対象に授業を行う、小中学校乗り入れ授業を3中学校区でスタート、2015年度からは市内全校での実施をめざしている。幼保小接続期については、幼保20〜30園、小学校5校が研究団体として取り組みをすすめる」という。
 これらの指針、モデルプログラムについては、市教育委員会のホームページからも閲覧できる。
 <問い合わせ>草加市教育委員会子ども連携推進室TEL922・3494。

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