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春を告げる松のこも外し・草加松原

2014.3.17(草加市)
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 草加の春を告げる風物詩、草加松原の松のこもはずしの作業が3日、市委託の造園業者の手で行われた。
 「こも」はわらで粗く編んだむしろで、越冬のために地中に潜るマツカレハなどの害虫を誘い込むために毎年秋口に松の幹に巻かれる昔ながらの駆除方法。春が近づき、虫が這い出ると言われる啓蟄(3月6日ごろ)を前に外して焼却する。この日は作業開始前から雨が降り続き、冬の寒さを感じる中での作業となった。市の委託を受けた造園業者4人は、松並木の北側から順にこもを松にくくりつけている縄をハサミで切り、こもを外した後の松の幹を注意深く点検して幹に残った害虫を取り除いたりつぶしたりして駆除した。造園業者によると、「今年の害虫の多さは例年と同程度」だという。
 草加松原は県道足立越谷線と綾瀬川に挟まれた、1・5`に渡って634本の松が並ぶ遊歩道。江戸時代から「千本松原」の名で親しまれ、「日本の道百選」に認定されているほか、昨年11月に「おくのほそ道の風景地 草加松原」として県内では56年ぶり3件目の「国指定名勝」の文化審議会から答申され、近くに指定される。

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