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藍染めでハンカチ作り・両新田小の3年生

2014. 3.10(草加市)
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 草加市立両新田小学校で2月18日、浴衣染めの伝統技法、注染(ちゅうせん)の技術を伝える埼玉県伝統工芸士の昼間時良さん(八潮市)を講師に「藍染め体験教室」が行われ、3年生68人と保護者6人がハンカチの藍染めに挑戦した。
 この体験教室は地場産業に触れることで、子どもたちに地域と伝統工芸への理解を深めてもらうことを目的に毎年開催している。体験では昼間さんから藍染めについての説明を受けたあと、子どもたちはまず、染料がしみ込まない部分ができるように、完成したときの模様を想像しながらハンカチを輪ゴムで丁寧に縛った。縛ったハンカチを藍液に2分漬け、しばらく酸化させると美しい藍色に変色。子どもたちはわからないところなどを昼間さんに質問しながら、手や服が汚れるのも気にせず楽しそうに作業していた。
 その後ハンカチを水で洗い、ゴムを外して広げると、それぞれの縛り方によって世界にひとつだけの模様のハンカチに仕上がった。オリジナル模様のハンカチを手にして子どもたちは、「最初に予想していたのとは違う模様になったけど、とてもきれいに染まったので嬉しい」などと誇らしげに話していた。
 作業後には発表会が行われ、子どもたちが個性豊かな作品を披露すると、昼間さんから「これは濃淡がきれいに出ているね」「縛り方が工夫されている」など、全員の作品を講評した。昼間さん(76)は「みんなそれぞれ一生懸命取り組んでくれたおかげで、とても良い作品ができあがった。草加の地場産業に触れて、これからも自分たちの住むまちの文化や伝統についてよく勉強してもらいたい」と話していた。

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