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DVの連鎖を断て・荒巻さんが講演

2014.1.27(草加市)
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 「暴力は連鎖するものではない。決心して努力すればDV(ドメスティック・バイオレンス)家庭に育った子でも連鎖を断つことができる」。父親からの暴力を受けて育ち、現在は3人の子育てに奮闘するNPO法人パパジャングル理事長・荒巻仁さんが自身の経験と思いを語った講演会「暴力の連鎖を断つ〜虐待に苦しんだ過去・子育てパパの挑戦〜」が18日、越谷市北部市民会館劇場で開かれ、市民約200人が参加した。
 虐待の影響で「ありがとう」が言えなかった時代もあったが、子どもが生まれ、妻と子どもに宛てた手紙は「ありがとう」が綴られていた。父親として常に笑顔で接している荒巻さんだが、「どうすれば子どもが恐怖を味わうか知っている。いつも自分の中に眠っている鬼と戦っている」という。だが「決心して努力すればDV家庭に育った子も暴力の連鎖を断つことができる」と断言していた。
 講演は越谷市人権・男女共同参画推進課、「ほっと越谷」相談室、越谷市男女共同参画支援センター「ほっと越谷」が主催した。「ほっと越谷」の荒井ひとみ所長は「DVは個人の問題ではなく社会の問題。DV根絶に向け、被害者はもとより加害者を作らないこと。悩んでいる人はほっと越谷に相談を」と呼びかけていた。

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