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草花のポット苗など栽培・鈴木家2世代

2014.1.6(草加市)
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 草加朝顔市などに出荷する、草加市新里町の「鈴木園芸」の鈴木真治さん(63)方は、妻の洋子さん(62)、長男の裕介さん(33)、今春、お嫁に来た亜紀さん(29)の家族4人で花き専門栽培農家を営んでいる。
 1500平方bの施設で、一年を通じ季節ごとにベゴニアやマリーゴールド、ペチュニアなど約10種類の草花のポット苗を主力に栽培するほか、夏には朝顔、冬にはシクラメンが加わる。市場への出荷のほか、庭先販売も行い地域の人たちにも喜ばれている。
 鈴木家は代々、米作りをしてきたが、昭和40年代後半に都市計画(土地区画整理)が浮上、用水の水質も悪化し「このままでは立ち行かなくなる」と1975年ごろ、花き栽培へ転換、夫婦二人で600平方bのビニールハウスなどでスタートした。試行錯誤を重ね、7、8年かけ軌道に乗せた。花づくりについて、真治さんは「天候に左右されるなどの苦労はあるが、手間をかけ献身的に尽くせば応えてくれる。人間と同じ、愛情が一番大事」という。
 裕介さんは、普通高校を卒業後、花き専門学校に通い、卒業後はドイツで1年間、海外研修し、帰国後一緒に仕事を始めた。「難しいけどやりがいのある仕事。4年前からシクラメンは、全部自分が仕切って栽培しています。品質向上、改良など自分なりのスタイルを作りたい。親が見守ってくれているうちは、失敗もできるので、いろいろなことにチャレンジしていきたい」と頼もしい。埼玉県シクラメン協会の品評会では今年、銀賞を獲得した。
 現在、鈴木家は「家族経営協定」を結んで、「働く意欲と生きがいをもって農業に取り組もう」と、就労時間や休日、福利厚生面など決めている。真治さんは「時代のニーズに合ったものを栽培し、いかに付加価値をつけて販売していくかが今後の課題。お客から信頼してもらえる商品を作っていきたい」と話している。

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