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皮革のお守り販売・元旦から草加神社で

2013.12.10(草加市)
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 草加市の地場産業「皮革」製のお守り袋が来年の正月に向けて、市内業者の手で作成された。元旦から、草加の総鎮守・草加神社(草加駅西口)による、「金運」「開運」「厄除け」などの祈願済みのお守りを入れて9種類13色が数量限定で、同神社で販売される。
 全国的にも珍しい「牛革製お守り袋」は、同市清門町のそうか革職人会加盟の(株)メシエ(茂垣隆生社長)が、5年前から作成しているもので、同社の独自の技術と特殊なプリンターで伝統的な吉祥文様がカラフルに印刷されている。今回は、草加松原が国の名勝指定への答申がこのほど出されたことを記念して、「健康守」の図柄に松をあしらった新作も登場。メシエの専務、茂垣行信さん(43)は「今回の新作は、健康守のデザインを昨年の菊文様から、草加松原に変更し、地場産業のゆかた染めの技法、注染のようなぼかしの風情を取り入れた淡い緑色に仕上げた」という。
 お守り袋に使用している皮革は、日本皮革技術協会及び日本タンナーズ協会策定の日本エコレザー基準JES値を満たした、人への安全性と環境に配慮した天然皮革「エコサムレザー」で、燃やしても有害な物質が抑制される。デザインは、打ち出の小づちや破魔矢、鯉の滝登り、桜など平安時代に流行した縁起の良い吉祥文様を参考にした。なめしの加工工程の後で、顔料インクで柄をプリントしているため、しっかりと定着、色あせない、という。
 田中康一宮司(39)は「江戸時代には庶民の間できれいな着物の端切れでお守り袋を作り、お守りを入れて楽しんだようです。草加の伝統産業と草加神社が協力し合いできた、ほかにはないお守りです。皆さんの願いがかなうよう心を込めて祈願します」と話していた。
 手作りにより量産ができないため、新作の「健康守」のみ70個、計約500個を限定販売。1個1000円。
 <問い合わせ>草加神社TEL925・2901。

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