ニュース

農作業通じ就労支援・訓練農場開設、障害者をサポート

2013.11.18(草加市)
ニュース写真
 草加市はこのほど、障害のある人の就労機会の拡大や日中活動の場となるように、同市柿木町1214番地2に「草加市障害者就労訓練農場」を開設した。1日、田中和明・草加市長、切敷光雄・草加市議会副議長ら関係者が出席し、開所式が行われた。
 この農場での受け入れは、18歳以上の障害を持つ市民と近隣市町在住者で、就労意欲のある人で10人程度まで。農作業を通した就労訓練を行うことで、障害のある人が自立した日常生活や社会生活が送れるようサポートしていく。農場の運営は、草加市が指定管理者として協定を結んだ、株式会社パソナハートフル(本社・東京都千代田区、深澤旬子代表取締役社長)が行う。同社は、千葉県流山市や八千代市で経営する民間農場で障害者を多数雇用するなどの実績を持つ。自治体が民間企業の持つノウハウを活用し、農業分野で障害者の就労訓練を行うことは、全国的にも珍しい取り組み。
 約2520平方bの訓練農場では、主に季節感を感じる花や野菜の育成栽培を行う。施設利用者は、その適性に応じ、野菜や花の育成栽培に必要な雑草とり、種まき、水やりや害虫駆除、植物の病気などへの対処、収穫に関わる作業などを月曜日から金曜日行う。現在、20代と30代の2人が通い訓練を受けている。
 草加市障がい福祉課では「特別支援学校卒業後や再就職を希望する人も含めて、就職前の準備段階として、社会的マナーや規則正しい生活習慣などを身に着けてもらう場所として、開設した」という。ここで訓練した人は、指定管理者や東部障害者就労支援センター「みらい」などで就職をあっせんしていく。

>戻る