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小山小が農水省局長賞・「小松菜カレー」など学校給食で

2013.11.12(草加市)
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 第6回地産地消学校給食等メニューコンテスト(一般財団法人都市農山漁村交流活性化機構主催)の「学校給食・社員食堂部門」で草加市立小山小学校(内田高司校長、児童528人)が考案した学校給食メニューが、農林水産省食料産業局長賞を受賞した。1日、東京都千代田区のコンファレンススクエア エムプラス10F「グランド」で開かれた「地産地消全国フォーラム」で表彰された。
 小山小の受賞メニューは、小松菜カレー、草加の野菜スープ、アーモンド大根サラダ、麦ごはん、牛乳、果物。タンパク質、ビタミン類、食物繊維、カルシウムなどバランスもよい675`カロリーで、野菜類の地元生産者との密な連携で作った地産地消メニューが、評価された。
 小松菜カレーは、ペースト状に小松菜を炒め、4種類の香辛料を独自にブレンドし、試作を繰り返し全学年が程良い辛さで食べられるよう調整したオリジナルカレー。スープは、鶏がらベースに、小松菜、大根、長ネギ、ベーコンを具材にし、シャキシャキ感を出すため、地元農家に特別に栽培してもらった葉大根も加えたのがポイント。アーモンド大根サラダは、アーモンドを細長く切り、オーブンで焼き香ばしさとカリカリした食感を出した。大根、キュウリ、ニンジン、コーンを具材に彩りと栄養面を重視した。
 同校では、自校調理方式の利点を生かし、以前から給食の食材に地元産や県内産の野菜類を積極的に取り入れ、毎日の食材に2、3種類を使用しているほか、特別栽培してもらうなどしている。これまでに、地元食材で考案した、小松菜のキッシュ、草加塩焼きそばなどのオリジナルメニューが給食に出されている。さらに、授業で児童にトウモロコシの皮外しや枝豆むしりなども体験させるなど、食育にも活用することで「嫌いなものをなくす効果も出ている」という。
 今回のメニューを考案した今井ゆかり・栄養教諭は「野菜を栽培している畑も必ず見に行き、地元農家のご協力で安心安全な食材を確保し、おいしい給食を提供する、これまでのやり方が評価され、うれしい」という。また、内田校長は「地道にやってきた草加の野菜を使った給食づくり。この受賞を機に地産地消が広がり、学校給食でもさまざまなできることがあることを、多くの人に知ってもらえれば」と受賞を喜んでいた。
 今回のメニューは6月に給食に出され児童に好評だった。受賞記念に今月25日にも出される予定だ。

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