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高齢者の自転車事故防げ・5人にシニアリーダー認定証

2013.9.10(草加市)
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 草加警察署で8月30日、高齢者の自転車交通事故防止や自転車用ヘルメットの着用を推進するシニア・リーダー5人に認定証が交付された。
 シニア・リーダーは、警察庁が今年度取り入れたモデル事業で高齢者自身が高齢者に交通安全教育を行うもので「歩行者」と「自転車乗用車」の2種類ある。埼玉県は、千葉、岡山県と共に「自転車乗用車」のモデル県に選定されている。草加警察署のシニア・リーダーは「自転車乗用車」対象地区として越谷、川越警察署とともにモデル事業となっている。
 同リーダーの対象者は、65歳以上で体力があり、交通安全教育に熱意のある、地域交通安全活動推進協議会に属する人であることから、草加地区交通安全推進協議会(渡邊隆会長 会員43人)の会員から5人が認定された。
 渡邊隆さん(77)、森博さん(80)、荒舩まさ子さん(69)、成山美江子さん(68)、石嵜陸代(みちよ)さん(70)の5人は、田島昌明・草加警察署長から一人ずつ緊張した顔で認定証を受けた。5人は、8月20日に埼玉県浦和合同庁舎で越谷・川越警察署の同リーダーとともにシミュレーターの操作方法などの育成研修会を受講している。
 またこの日、シニア・リーダーの初仕事として、花栗会館で近隣の高齢者への自転車事故防止教育が開かれた。参加した11人の高齢者に、自転車運転のシミュレーターを使って安全な走行を指導した。
 シミュレーターは、設定が「難しい」と「やさしい」があり、目的地を学校や商店街、スーパーなどから選び、画面に表示される車道や歩道、停止線、対向自転車、信号、歩行者、後方確認などに注意しながら、システムに連動した自転車に乗りペダルとハンドル操作を行い、目的地に到達するもので、診断結果をプリントアウトすることもできる。
 シミュレーターを体験した伊豆とき子さん(67)は「目的地を商店街に選んだら歩行者が多く難しかった。友人が自転車で車の事故に遭い、今も入院している。その事故以後ヘルメットをかぶるようにしている。こうした研修にもできるだけ参加し、交通事故に気を付けている」と話していた。
 シニア・リーダーの渡邊さんは「町会や自治会、老人クラブなどの要請を受けたらどこでも研修を行います」と話していた。

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