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昔ながらの「手のし」を実演・国際交流フェスで

2013.6.24(草加市)
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 草加せんべいの昔ながらの製造技法や歴史を後世に伝えていくため、市内せんべい製造業者有志で活動する「草加せんべい手のし保存会」(篠田清会長、会員14人)が9日、獨協大学キャンパスで開催された、第10回国際交流フェスティバル「草加国際村1番地」(草加市国際交流協会主催)に参加、市民や外国人などに伝統の技法を披露した。同フェスティバルで例年実演している。今年は、草加さわやかさんコンテストの会場でも実演した。
 この日は篠田会長や30、40歳代の会員が中心となって手のしの技を実演。まず、会員たちが埼玉県産うるち米20`を使い、製粉から練り玉にしてせいろで蒸し、杵とうすでついた。出来上がった生地をのし台にのせて、のし棒で薄く延ばし、ブリキ製の型で丸いせんべい型に切り抜くまでの工程部分を手作業で実演して見せた。
 切り抜いた生地にこしあんを包み、柏餅風の「だんごせんべい」にして、午前と午後の2回に分け、600人分をミス草加せんべいの根岸薫さん、茶谷絢子さんらが無料配布した。イベントの参加などで訪れていた外国の人たちも、手作りでせんべい生地が出来上がっていくようすを興味深く見つめていた。出来立てのあたたかくて甘い「だんごせんべい」をおいしそうに、ほおばっていた。
 篠田会長(80)は「草加せんべいは独特の歴史や品質にこだわりをもって作っています。草加せんべいの原点をみなさんに見ていただくことで、多くの人に草加せんべいを食べてもらうきっかけになれば。外国の人にも草加せんべいをアピールできたのでは」と話していた。

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