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将来の夢など語る・青少年の主張大会

2013.6.17(草加市)
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 草加市青少年の主張大会が8日、同市立中央公民館で開催され、小学生の部、中学生の部、高校生の部の各部合わせて12人がそれぞれの夢や体験を通し考えたこと、思いを綴った作文を発表した。審査の結果、各部から1点ずつ最優秀作が決定した。主催は同市青少年健全育成市民会議(木村功会長)、共催は同地区保護司会、同更生保護女性会。
 大会の開催に当たり木村会長は「青少年育成埼玉県民運動の一環として、未来を担う青少年の主張の発表の場であるとともに、大人が青少年への理解を深める場でもある」とあいさつした。また来賓として田中和明草加市長は、テニスのクルム伊達公子さんや80歳でエベレストの登頂を果たした三浦雄一郎さんを取りあげ「前向きの目標を持って挑戦し、進んでいくことは素晴らしいこと。大きな夢を持って、皆さんも世界に羽ばたいてほしい」と語った。
 大会に向けて、市内の学校から小学校17校から72点、中学校3校18点、高校1校5点の作文が応募された。同市民会議では5月21日に一次審査をし、これらの中から小学校6点、中学校4点、高校2点の合計12点の作文を優秀作品に選んだ。
 大会では、優秀作に選ばれた12人が、小・中学生は5分以内、高校生は7分以内という制限時間の中、それぞれの作文を心を込めて発表した。発表後、同市民会議、草加地区保護司会、同更生保護女性会、同市小中高合同生徒指導委員会、同市PTA連合会、同市教育委員会の代表6人が厳正に審査した。
 審査の結果、小学校の部では稲荷小学校6年の渡邊小友和(ことわ)さんの「おじいちゃんの教え」、中学校の部では栄中学校2年の田中翔さんの「ボランティアを通じて考えた事・夢」、そして高校生の部では草加高校3年の平和也さんの「私の幸せと家族」が最優秀賞に輝いた。


 「おじいちゃんの教え」は、祖父と釣りに行った霞ヶ浦で、外来のブラックバスが増え、本来生息している魚が減少しているため、ブラックバスを釣りあげたときは霞ヶ浦に戻さないで処分するという体験から考えた、自然と人間の共生、生態系の保護に自分のできる小さな一歩と将来の自然環境の夢を語ったもの。
 「ボランティアを通じて考えた事・夢」は、小学校5年の時から参加していたユースサミットの中学・高校生の仲間6人で、昨年ボランティアグループ「ユナイテッド・チルドレン」を設立。東日本大震災の東北を励まそうと、草加市民の笑顔とメッセージを送ることとを考え、イベントなどで協力をお願いすると3か月で800人を超えた。これをビデオにして東北に送った。今後も綾瀬川の清掃や市内を涼しくする打ち水などの活動していきたいと思いを述べたもの。
 「私の幸せと家族」は、離婚した母への思いを語ったもの。これまでの自分の日常が母の苦労で成り立っていたことに気付いた。また、祖母の家で母と妹と暮らしてきた生活は、とても良い思い出ばかりだった。これからは、自分が家族の笑顔を守っていく存在になりたい。また、未来の妻、未来の子どもと毎日笑って暮らせる家庭を作りたい。私の大切な人の笑顔を守っていける男になりたいと力強く話した。
 なお、同市民会議は、この日の最優秀作を含めた12点を、8月31日に埼玉会館で開催される埼玉県民会議主催の大会に推薦する。

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