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春の訪れ告げる「こも外し」・草加松原で

2013.2.18(草加市)
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 草加市のシンボル「草加松原」で7日、春の訪れを告げる風物詩「松のこも外し」が行われた。国の「日本の道100選」にも選ばれている草加松原は、江戸時代から「千本松原」の名で知られる草加の観光名所で、綾瀬川沿いに約1・5`bにわたり、クロマツ634本が立ち並ぶ。市では、昨年4月に松の本数を東京スカイツリーの高さに合わせようと11本を植樹した。遊歩道化されているため、市民憩いの場所でもある。
 市では例年11月上旬に、ムシロに編まれた帯状のワラでできた、こもを巻き付け、越冬のため降りてくる害虫のマツカレハの幼虫を温かいこもに誘い込み、幼虫が動き出す前の立春を過ぎた時期に外して焼却する昔ながらの駆除方法を行っている。
 7日は、市が委託した市内の造園業者がはんてん姿で作業を開始。縄をハサミで切断した後、松の幹に二重にまかれたこもを手際よく次々と外していった。作業を行った職人の一人は「昨年行った消毒が効いたのか、今年は例年に比べ幼虫の数が少ないですね」と話していた。

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