ニュース

児童が藍染め体験・両新田小の3年生が挑戦

2013.2.18(草加市)
ニュース写真
 草加市の伝統産業の一つである「ゆかた染め」の染色技術を子どもたちに知ってもらおうと8日、市立両新田小学校(須山恵子校長、児童476人)で、埼玉県伝統工芸士の昼間時良さんの指導による「藍染め体験学習」が行われ、3年生75人が藍染めに挑戦した。
 この日は、藍染めによるハンカチづくりを体験。昼間さんから染めの一連の流れを教わり、早速作業を開始。柄を付ける部分に染料が染み込まないよう、布を輪ゴムで縛る作業にとりかかった。縛り方によって、思いもかけない柄になるのが面白い。子どもたちはどんな柄が浮かび上がるのか、ワクワクしながら、真剣な表情で布を縛っていた。その布を藍液(染料)が入った樽に2分ほど浸し、空気にさらし酸化させた後、水洗いし、色止め液に30秒ほど漬け輪ゴムをとって乾かすと、世界に一つしかない藍染め作品が完成した。
 布全体に小さな円が多数浮かび上がったもの、花火を思わせるような柄、多数の直線と曲線が交差しているものなど、どれも個性豊かな作品になった。制作後には児童全員が出来上がった作品を発表した。昼間さん(75)は「この柄は宇宙を連想させるね」、「柄に濃淡がうまく表れたのは輪ゴムの縛り方が良かったからだね」など、児童一人ひとりの作品すべてを講評した。児童たちは「輪ゴムをはずしたときは、ちゃんとできているか心配だったけど昼間さんがほめてくれたので満足。染物は楽しい」、「発表する時はドキドキしたけれど、やさしくほめてくれたのでとてもうれしかった」などの感想が聞かれ、みな満面の笑顔にあふれていた。

>戻る