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俳優、大川平八郎の数奇な人生・9月15日に上映会とトーク

2012.8.27(草加市)
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 埼玉県制作のドキュメンタリー映画「草加が生んだハリウッド俳優 大川平八郎の数奇な人生〜日本とアメリカにかかる橋〜」の上映会&トークライブが「大川平八郎物語」と銘打って、9月15日午後1時30分から草加市文化会館で開催される。主催は、大川平八郎物語プロジェクト実行委員会、共催は草加市観光協会、財団法人草加市文化協会。
 大川平八郎は、草加宿開宿に貢献した大川図書直系の打出大川家十三代目の三男として生まれ、没落したお家再興の大志を抱き実業家をめざし、1923年(大正12年)、18歳のときに単身渡米した。波乱万丈の末に映画のスタントマンから、ハリウッド俳優への道を自らの力で切り開いた。ヘンリー大川の芸名で活躍途上に帰国し、PCL(東宝の前身)に入社、日本映画草創期に1933年の日本初のトーキー映画「ほろよひ人生」に出演するなど看板俳優として活躍した。戦後は、1957年公開のアカデミー賞7部門受賞「戦場にかける橋」に兼松大尉役で出演する一方、スタッフとしても日米の架け橋となる重要な役割を果たした。生涯86本のトーキー映画に出演、65歳で永眠。
 映画は、一昨年の8月に大川平八郎の遺族から市立歴史民俗資料館に寄贈されたアルバムや遺品から新たな事実が発見されたことで、埼玉県が着目しデジタルアーカイブ事業として企画制作した。これらの資料をもとに構成し制作され、草加の旧家出身の平八郎の紆余曲折を経た映画人生にスポットをあてた内容となっている。2月に川口市のSKIPシティ・彩の国ビジュアルプラザで完成記念特別上映会が行われたが、「地元草加でも上映会を」との市民からの要望が高まり、今回、市民による実行委員会の手で企画された。
 当日は、36分の映画上映のあと、トークライブも行われ、澤田隆治・日本映像事業協会会長、柴田平三郎・獨協大学教授、大川平八郎の長男、嘉朗氏らが出演予定。司会は、映画パーソナリティの襟川クロさん。コラボレーションイベントとして、29日から9月24日まで、市立中央図書館で「大川平八郎展」も開催される。
 同実行委員会では「幾多の困難を乗り越えてハリウッド俳優としての道を切り開いた大川平八郎は、草加市だけでなく、日本人全体に夢や勇気を与えてくれる存在。草加のお宝として、市民に存在を広く知ってもらいたい」と多くの来場を呼びかけている。
 上映会&トークライブの入場料は500円(大川平八郎のポストカード8枚セット付き)。チケットは、草加市文化会館TL931・9325、長谷部会計TL924・9244、草加ミニシアターを楽しむ会TL922・2658、「今様・草加宿」市民推進会議TEL922・2509、ほかで発売中。
 <問い合わせ>大川平八郎物語プロジェクト実行委員会の吉田さんTEL941・6873。

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