ニュース

昔ながらの「せんべいの技」披露・手のし保存会

2012.6.18(草加市)
ニュース写真
 草加せんべいの昔ながらの製造技法と歴史を伝えていこうと活動する「草加せんべい手のし保存会」(篠田清会長、会員12人)が10日、獨協大学を会場に開催された第9回国際交流フェスティバル「草加国際村」(草加市国際交流協会主催)で、外国人などに伝統の技法を披露した。
 この日は篠田会長や30、40歳代の会員を中心に手のしの技を実演。埼玉県産うるち米とつぶしたあんを各20`を使い、製粉から練り玉にしてせいろで蒸し、杵とうすでついた生地をのし台にのせて、のし棒で薄く延ばしていく。ブリキ製の型でせんべい型に切り抜くまでの手作業での製造工程部分を実演した。切り抜いた生地にあんこを包み「だんごせんべい」として午前と午後2回に分け600人分を無料配布、行列ができた。パキスタンやエジプト、ペルーなどの外国の人も昔ながらの手法でせんべい生地がつくられる様子を興味深そうに見学し、できたてであたたかいだんごをほおばっていた。
 篠田会長(79)は「草加せんべいの原点をみなさんに見ていただき、独特の歴史や品質へのこだわりなどがアピールをねらいに、このイベントで例年実演しています。外国の人にも純和風の作り方にふれてもらうことで興味をもってもらい、草加せんべいの消費拡大につながれば」と話していた。

>戻る