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ロンドン五輪代表4人・体操の内村さん、金目指す

2012.6.18(草加市)
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 ロンドン五輪・男子体操日本代表のメンバーがこのほど決定した。代表5人のうち4選手が草加ゆかりの選手で、市内に練習拠点があるKONAMI体操競技部所属の内村航平さん(23)、山室光史さん(23)、田中佑典さん(22)の3選手(いずれも草加市在住)と草加市出身の順天堂大学1年、加藤凌平さん(18)。
 内村さんは世界選手権史上初の個人総合3連覇の実績から昨年12月にすでに代表に決定。5月のNHK杯兼五輪代表決定競技会で山室さんはつり輪、跳馬で、田中さんは鉄棒で、加藤さんは床で1位になるなど、3選手はアテネ五輪以来の団体金メダル奪回に向けてスペシャリストをそろえる布陣として代表入りした。
 東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターでの強化合宿に4選手も参加、6日に公開練習が行われた。床や鉄棒、平行棒などの種目を、一つひとつの技の確認を重ねながら黙々と練習をこなした。北京五輪、昨年の世界選手権と団体は銀メダルと中国に遅れをとっただけに、打倒、中国に燃えているようすだった。
 この日は、練習後に1960年のローマ五輪から1978年のストラスプール世界選手権まで10連覇を達成し、「体操日本」の名を世界にとどろかせた往年の選手たちで構成される「V10会」のメンバーのうち8人が激励に訪れた。1956年のメルボルン五輪の鉄棒金メダルはじめ五輪4大会に出場し金5、銀4、銅4のメダルを獲得した、小野喬さんはじめ、ローマ大会団体金メダリストの相原信行さん、鶴見修治さん、三栗崇さんら伝説の選手たち。
 小野さん(80)は「あまり硬くならず、自分のペースで失敗しない技を最後まで通し、けがのないよう勝利を目指して欲しい」と代表メンバーを激励し、一人ひとりと固い握手を交わした。北京に続き2回目の五輪出場となる、内村航平さんは「歴代の名選手はすごくオーラがある。優勝してきてといわれ、ぞわっとした。プレッシャーではないが、優勝しなければと身が引き締まります」といい、さらに「団体金メダルの鍵は鉄棒。それぞれが良い演技をすれば近づく」と決意を新たにしていた。

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